毎日こどもコンクール受賞記念コンサート
毎コンに初出場し、銀賞を受賞した生徒が出演しました。
初めての大きな舞台、とても緊張した中ここまで本当によく頑張りました。
本番前の最後のレッスンで急にいつものように弾けなくなってしまい、涙を見せる場面もありました。
私も指導者として初めての経験で、感じる事学ぶ事が沢山ありました。
当日もずっと祈ってましたが、なんとか乗り越えた生徒に大きな拍手を送りました。
昨年の本選では持ち前の豊かな音楽性が小さくなってしまった事が、本人も私も課題に感じた事でした。結果よりも、成長を目指して与えられた舞台を楽しみに準備していた所です。
今回の演奏会でも、その課題を大きく感じたところです。
いつか彼女が人前で演奏する事に喜びを感じ、笑顔で演奏を終えられるよう、これからも共に学んでいきたいです。
ここからはコンクールについてです。
私自身は、コンクールに積極的ではありません。出場するにはある程度の事を身につけ、力を蓄えてから。表現する事ができるようになってから。そして本人のやる気と頑張り(練習量含め)が重要なので、そこを見極めて判断するよう決めています。
生徒達にはまず正しい知識と基礎を身につけ、ピアノを弾くこと(表現する事)の楽しさを学んで欲しいと願っています。
ピアノを通して得たものが一生の物となるようにサポートしていきたいです。
人前での演奏で自分の力を発揮するには、勿論経験が大切ですが、同時に普段のレッスンでの学び(積み重ね)がとても大切です。改めて、毎週の生徒との向き合い方を大切にしようと思いました。
0コメント